【カナリノコラム不動産編②】物件を買いたい方へ、資金計画のススメ!

【カナリノコラム 不動産編②】物件を買いたい方へ、資金計画のススメ!
不動産
不動産購入を検討されている方が必ず通る道が資金計画です。
不動産購入に伴う費用は様々で、多額になります。

事前に綿密な計画を行い、不動産購入に挑むことが成功へのカギになるのです!

今回は、資金計画についてお話します。

資金計画のススメ!

資金計画とは何か!
まずは、そこから解決していきましょう。

『物件を見に行って気に入ったのに、ローン審査でつまづいてしまい購入できなかった。』
『自分が思っていたよりも借入可能金額が少なく、購入を見送った。』

このようなケースを友人などから聞いたことがあります。
しかし、それらは事前の計画が甘かったにすぎません。

不動産購入を検討するならば、まず行うべきは資金計画なのです。
不動産担当者との情報共有が完全でなかったから、
先程のようなことが起きてしまうのです。

つまり、資金計画とは、要するにお金について考える時間を指します。
考えなくてはならないお金の話には、大きく3つのポイントがあります。
 
1.不動産購入金額
2.住宅ローン
3.ライフプラン

以上の、3点を明らかにして筋道が見えれば、
あとは購入に向けて突き進むのみとなるわけです。

不動産購入金額ってなんだ?

不動産を購入する際、その不動産の価格以外に
様々な費用がかかります。

また、現金でご用意いただく費用が、
大まかに100~400万前後必要になりますので
事前の準備が必要ですね。

不動産購入にかかる費用の総額は

 不動産購入金額 =
物件価格 + 諸費用 + その他費用 


となります。

物件価格については言うまでもなく、物件の売値です。

次に、諸費用についてですが、以下のものが含まれます。

 
諸費用として掛かるもの
・仲介手数料     : 法定手数料
・ローン保証料    : 金融機関、返済期間等により異なります。
・ローン事務手数料  : 金融機関、借入金額等により異なります。
・団体信用生命保険料 : ローン金利に含まれる場合があります。
・登記手数料     : 登記手続きの際の土地家屋調査士・司法書士費用。
・火災保険料

これらの諸費用は一般的に物件価格の10%前後といわれています。

最後にその他費用ですが、
例えば、ご入居前のクリーニング費用だったり、
リノベーションする場合の費用であったり、インテリアの購入費用であったり、
引越し費用だったり、と、ご購入時の状況によって様々です。

この段階では、住宅ローン金利について考えてしまうと
分かりづらくなってしまうことがあるので、
まずは目安として
【 不動産購入費の目安 = 物件価格 + 物件価格の10%前後+α】
をお考え下さい。

 
例え① 物件価格が3000万の物件を購入しようとした場合は、
 
物件価格3000万
+ 諸費用として300万
+ 家電やインテリア購入、引越し費用など120万

総額3420万 が購入予算ということになります。

 
例え② 物件価格が2000万の物件をリノベーションして購入しようとした場合は、
 
物件価格2000万
+ 諸費用として200万 
+ リノベーション費用800万
+家電購入、引っ越し費用 60万

総額3060万 が購入予算ということになります。

 
住宅購入についての深堀はまた別の機会に!

それでは、予算をつかめてきたところで、
不動産購入を実行に移すために次の段階に移ります。
 

住宅ローンってなんだ?

【カナリノコラム 不動産編②】物件を買いたい方へ、資金計画のススメ!
不動産購入には高額な予算が必要になることがわかりました。
ここで問題です。

不動産購入をされる方のほとんどが利用するものとは何でしょう。

正解です。
住宅ローンです。

先ほどの予算の中でもすでに住宅ローンという言葉がありましたが、
それくらい、家を買うときに住宅ローンを組むことは当たり前のことなのです。

私も住宅ローンを組んでマンションを購入しました。

今はWEB上で簡単にできるシミュレーターなどがあります。

実際の返済イメージはそのようなものを利用して掴むこともできると思いますが、
先ほどの例を私に置き換えてシミュレーションすると、


例え① 物件価格が3000万で購入総額3420万円

月々の返済金額:約10.5万円。
ボーナス払い無し。
借入期間:35年。
返済総額:約3850万

今の支払金額より安くなりました。
やはり歴史的低金利時代ですね。

詳しい住宅ローンのお話はまた別の機会に差し上げます。

ここで問題にしたいのは、このシミュレーションの根拠です。
私に置き換えてといいましたが、私と同じ条件の方っているのでしょうか?

そうです、人それぞれ抱えている状況や環境は違いますし、
それをWEBのシミュレーターが見抜くことは出来ません。

では、個人の抱える条件を見つめるために、
次のステップへ移りましょう。
 

ライフプランってなんだ?

カタカナの方が柔らかいのでライフプランとしましたが,
ライフプランとはすなわち、人生設計です。

資金計画じゃなくて?

と感じていただけた方とは楽しくお喋りができそうです。

今回お伝えしているのは確かに資金計画の重要性です。

しかし、先ほども述べましたが、
資金計画をするのに私と同じ条件の方っているのでしょうか?

似ていることはあっても同じということはなく、
人それぞれ抱えているものは違うことが当然です。

そこで、資金計画が進むべき方向性を定めるために、
人生設計を考えていただく必要があるのです。

私は、妻と結婚し、地元を離れない決意をしたので
今住んでいるマンションを購入しました。
住み始めて6年。家族も増えたり様々環境は変化していますが、
マンション購入を成功だったと強く感じています。

どこで、どのように生活し、
どのような暮らしを求めているのかを考えてみてください。
 

お気軽にご相談ください!!

資金計画の重要性と、資金計画の3ポイントは
お伝え出来たかと思います。

まだまだ、具体的な住宅ローンのお話や物件購入の流れなど
お伝えしたいことがいっぱいあります。

私たちカナリノでは、個別の資金計画相談会を行っております。
詳しくは来場予約からお問い合わせください。

 

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