【カナリノコラム不動産編③】やっぱり気になるお金の話~不動産購入編~

【カナリノコラム 不動産編③】やっぱり気になるお金の話 ~不動産購入編~
不動産
不動産購入のお金のお話
一生で最も大きな買い物となる住宅。
ここでは、住宅購入にまつわるお金のお話の基礎知識を紹介します。

実際に、購入に向けて動き始めるときにはこの基礎知識を駆使して、
資金計画を行っていきましょう!

それでは、まず住宅ローンについてご紹介します。

住宅購入者のほとんどが利用する住宅ローン!!

『今度、家を買うんだ。』
『35年ローンを背負うのか。』

こんな会話を聞いたことがあります。
住宅ローンといえば35年。
そんなイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか?

これ、実は少し違うのです。

住宅ローンには大きく分けて3つの種類があります。

①協調融資(フラット35)
②民間融資(いわゆる銀行ローン)
③公的融資(国や自治体のローン)


この中で、多く利用されているのが、①と②です。

冒頭のお話は、①のフラット35から連想して、
住宅ローンといえば35年ということになっていたのでしょう。

フラット35というのは最長35年間の借入期間が設定でき、
その期間中は借入時の設定金利が適用されるというものです。
また、住宅金融支援機構と民間金融機関との連携で行われる融資という特性があり、
様々な金融機関で窓口が設定されています。

それに対して、②の民間融資は各金融機関が独自に行っているもので、
それぞれに特徴があり、商品数も多くなっています。


住宅ローンには事務手数料や保証料など、
商品によりかかる諸費用がそれぞれ異なります。

金利比較や返済シミュレーションを行う資金計画と合わせて、
専門家に相談すると具体的なイメージがしやすくなります!

住宅ローンの金利ってどうなの?

金利は低い方がいいですよね?
ただ、利率は商品ごとに違うのでリアルタイムで比較する必要があります。

実際に返済をする期間、どのように金利を適用するかも重要です。

住宅ローンの適用金利には、大きく分けて3種類があります。
下記にそれぞれの特長をまとめています。

・固定金利型
借入時の金利が全返済期間変わらず、固定されているタイプ。
(フラット35がその最たる例です)

・変動金利型
金融情勢の変化にともない、定期的に金利変動するタイプ。
(半年ごとなど定期的に金利が見直されます。)

・固定期間選択型
固定期間終了後に、別のタイプのローンに変更できる場合が多い。


 
低金利のタイミングで、金利を固定し返済総額を確定したい方、
計画的に返済したい方には固定金利型が向いています。

短期間での返済が見込める方や、
金利の上昇による返済負担の増加に耐えられるだけの収入がある方は、
変動金利型・固定金利選択型を検討するとよいとされています。

住宅購入時の諸費用ってなんだ?

住宅を購入するときには、
住宅の購入代金のほかに各種の諸費用を支払うことになります。
諸費用とは、税金や手数料などのことで、
通常は住宅ローンの借入額には含まれず、現金で支払うお金のことです。
 
・諸費用一覧
印紙税(印紙代) 不動産売買契約書や金銭消費貸借契約書などの文書にかかる流通税。 金額は借入額より算出。1,000万円超5,000万円以下の借入額なら2万円。
事務手数料 融資実行時、金融機関に支払う手数料。金融機関によって金額が異なる。
数万円からの固定額または融資金額に対して一定率を徴求する2パターンに分かれる。
登録免許税 所有権の保存、移転登記、抵当権の設定等で不動産の権利を確定する際に必ず必要になる。項目ごとに税率が設定されているので住宅の評価額や借入額により費用が異なる。
司法書士報酬 登記手続きを依頼した司法書士への報酬。
保証料 金融機関によって異なります。住宅金融支援機構フラット35や、その他民間金融機関でも保証料無料という商品もあります。
団体信用生命保険料 ローン借入者が、死亡等の理由で返済不能になった時、残債を支払うために加入する生命保険の保険料。
住宅金融支援機構フラット35は任意加入だが、一般的には加入は義務化されている。
保険料はあらかじめ金利に上乗せされる場合や銀行負担が多い。
火災保険料 地震を原因とした火災等の損害には、別途地震保険へ加入することが必要。
 
諸費用が総額いくらかかるのかはケースにもよりますが、
新築マンションの場合で物件価格の3~5%前後、
建売住宅や中古住宅は同じく6~8%前後、
注文住宅は土地・建物の総額の10~12%前後が目安とされています。
 
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施工事例