【担当者的考察】マンションってどうなの?その①

【担当者的考察】マンションってどうなの?その①
不動産
マンションの事を皆様、どれだけご存じですか?


明日話したくなるようなトリビアをお届けすることは、
私にはできません。

しかし、私が本日お届けしたいテーマはこちらです。

『担当者的考察:マンションってどうなの?』
です。

担当者的考察です。
あくまでも私の考察ですのであしからず。

そもそものお話です。
マンションはいつから販売されるようになったのでしょうか。

お答えいただける方はいらっしゃいますか?

マンションが売買されるようになった背景を知ることで
中古マンション市場が話題になっている理由を
明らかにしていきたいと思います。

それではお付き合いください。

マンション販売はいつから行われているの?

日本で初めてマンションが分譲販売されたのは、
1953年(昭和28年)です。

今は再開発の為、取り壊されてしまいましたが、
渋谷ヒカリエと宮益坂に隣接するあたりに、
【宮益坂ビルディング】というマンションを
東京都が分譲販売しました。

これを皮切りに、民間でも分譲販売が進み、
不動産市場に分譲マンションというカテゴリーが生まれたのです。


マンションは、限られた土地で最大限住宅数を確保することが
出来る方法なので、市街の開発との相乗効果が見込まれました。

日本の経済成長と共に、駅などを中心に形成される
市街開発がすすめられ、居住空間と商業施設が併設される
複合型のマンションなども開発されてきました。

また、地方準都市のベットタウン構想や、
丘陵地などの有効活用を狙ったニュータウン計画が進められ、
マンション着工数は確実に増加傾向をたどることとなります。

現在、分譲マンションの登場から約70年が経ち、
新たな問題や課題に直面しているマンション市場。

新築着工数が減少傾向にある一方で、
全体的に見れば供給過多な不動産市場。

築年数が古くなったマンションを建て替える場合、
所有者並びに居住者から成る管理組合で建て替えを検討します。

しかし、資金や権利などの問題点から、
これまで建て替えが成されたマンションはわずか300棟前後。

現実に建て替えを行うためには越えなければならないハードルが多く、
実際には建て替えではなく補強や強化を行う場合が多く見られます。

そういった背景もあり中古住宅流通は活発化しています。
今、中古住宅流通に注目が集まっているのです。

住宅総数と世帯数。

【担当者的考察】マンションってどうなの?その①
総務省は5年周期で統計調査を発表しています。
平成30年度に発表されている住宅総数と世帯総数の
比較を見てみましょう。
表はこの中からの出典です。

少子化問題と絡めて空き家問題が叫ばれる以前から、
全国的な空き家増加傾向は、その兆候が見受けられます。

実は、1968年(昭和 43 年)時点で
全国の世帯総数:2,532万世帯
全国の住宅総数:2,559万戸 

調査が開始以降、初めて住宅総数が世帯総数を上回る結果になりました。

そして、

1973年(昭和48年)には全都道府県で住宅総数が
世帯総数を上回ることとになったのです。

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さて、問題です。
マンションの分譲販売を東京都が初めて行ったのは何年でしょうか?


正解は、

1953年(昭和28年)です。
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初の分譲開始から各地でマンション開発が進むことで、
住宅の供給数が増えました。

そして、景気上昇・都市開発も手伝い、
マンション販売市場は着々と拡大したのです。

そして、15年が経つ頃には住宅総数が世帯総数を上回り、
20年後にはそれが全国化することとなりました。

以降、住宅総数が減少することはなく、

平成30年時点では
全国の世帯総数:5,400万世帯
全国の住宅総数:6,240万戸 
となっています。

社会問題は様々な要因が連鎖するものです。

分譲マンションの登場は、
都市部での人口集中や都市開発の受け皿として発展をします。

しかし、その一方で、
住宅供給過多を助長することにもなってしまったのではないでしょうか。

豆知識①

先ほどの、平成30年の統計調査によれば、

【賃貸世帯にお住まい VS 自己所有でお住まい】

この論争に、数字でお答えすることが出来ます。

ここでクイズです。

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【賃貸世帯にお住まい VS 自己所有でお住まい】

その比率は、どうなるでしょうか。
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答えは、
借家4割 対 所有6割

持ち家を選択されている方の方が多いという結果になりました。
皆さんの予想は的中しましたか?

マンションってどうなの?

住宅総数の過多は昨今、住宅ストック問題として、
メディアでも取り上げられています。

分譲マンションが市場に登場したことで、
限られた土地に最大限の世帯を招くことに
成功するのですが、一方では、
住宅総数の過多を助長してきてしまったのではないでしょうか。

しかし、都市計画に組み込まれることでマンションは
立地条件に恵まれていたり、周辺環境の整備が整っている
ケースが多いのです。

今、日本には中古住宅があふれ、
新築の着工数は減少しています。

中古マンション購入を選択肢に入れることで視野は広くなることでしょう。

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次回予告
【担当者的考察】マンションってどうなの?その②

マンションのリフォーム・リノベーションについてお届けしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。


 
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